よつばと!の表紙を並べてみる
これまで比較的引いた視点の表紙が多かったにも関わらず、今回はかなりキャラクタに近い視点の表紙。細かい風景描写を重視する作品だけに珍しい。何かの意図を探してしまうのは、悪い癖かな。
ちょうどお祭のシーンで、よつばがお菓子を手に入れたあとに、とーちゃんに向かって走っていく印象的なコマがある。雑誌掲載時、ちょうどそのコマだけ浮いていた印象があって、どうしてこのコマをいれたんだろうと不思議に思っていたけれど、あれはとーちゃんの心情を表したコマだったのかな。とーちゃんが父親として成長したことを表す一コマというか。
まだ単行本を手に入れていないので*1、読み直してみないとはっきりとしたことはいえないけど、とーちゃんはかなり裏の主人公だよなぁ。二度目なんかは、割ととーちゃん視点で読んでいる自分がいるもの。
追記:上のお祭のシーンは背景が真っ白で、キャラクタが浮いている感じで印象的だったんだけど、単行本では書き足されてました。そりゃ、そうだよな。印象的にする意味がないもんなぁ。よつばと!的に。
*1:amazon.co.jpで注文。