よつばと!の表紙を並べてみる

よつばと! (1) (電撃コミックス) よつばと! (2) (電撃コミックス) よつばと!(3) (電撃コミックス) よつばと! (4) (電撃コミックス (C102-4))
よつばと! (5) (電撃コミックス (C102-5)) よつばと! (6) (電撃コミックス) よつばと! 7 (電撃コミックス) よつばと! 8 (電撃コミックス)

 これまで比較的引いた視点の表紙が多かったにも関わらず、今回はかなりキャラクタに近い視点の表紙。細かい風景描写を重視する作品だけに珍しい。何かの意図を探してしまうのは、悪い癖かな。
 ちょうどお祭のシーンで、よつばがお菓子を手に入れたあとに、とーちゃんに向かって走っていく印象的なコマがある。雑誌掲載時、ちょうどそのコマだけ浮いていた印象があって、どうしてこのコマをいれたんだろうと不思議に思っていたけれど、あれはとーちゃんの心情を表したコマだったのかな。とーちゃんが父親として成長したことを表す一コマというか。
 まだ単行本を手に入れていないので*1、読み直してみないとはっきりとしたことはいえないけど、とーちゃんはかなり裏の主人公だよなぁ。二度目なんかは、割ととーちゃん視点で読んでいる自分がいるもの。
 
追記:上のお祭のシーンは背景が真っ白で、キャラクタが浮いている感じで印象的だったんだけど、単行本では書き足されてました。そりゃ、そうだよな。印象的にする意味がないもんなぁ。よつばと!的に。

*1:amazon.co.jpで注文。