魔法少女まどか☆マギカと旧エヴァとの比較について

まどか☆マギカ最終回について、エヴァと比較する論調を軽くみたけど、危険じゃないかなー。
ゼロ年代エヴァを受けてその先を目指す意味があったわけだし、下手すりゃゼロ年代をもう一度繰り返すことにもなり兼ねない。
私の世代以降だと、セカイ系について多かれ少なかれアレルギーがあるだろうから賛否がわかれるんじゃないかな。
アニメ全体の方向がそちらに行くことはないとは思いつつも、ハルヒがぶち壊したり、新エヴァが作ろうとしてる流れをまどか☆マギカで戻そうとする論調があるのならば残念だとは思う。
 
まどか☆マギカエヴァとからめて論ずること自体はいいんだ。だけど、ただからめるならば、からめるなりに90年代からゼロ年代に掛けてこういう流れができたから、エヴァからまどか☆マギカに至ったとか。エヴァ以降のこういう流れの総決算的なものとして、まどか☆マギカが出てきたみたいなのが読みたい。単純にからめちゃうと、未来を感じさせるものじゃなくなって、まどか☆マギカという作品にとって不幸な結果になりそうな気がする。
 
追記:家に帰ってちらっと調べたが、ここまで圧倒的だとは思わなんだなー。ハルヒ以上の盛り上がりとはなー。自分はそこまでという感じ。