FFはどれからやればいいのですか？

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　以下、個人的な感想。1、2、3、10、11は未プレイ。FFはタイトルが同じでも続編ではなく、ひとつひとつが独立した作品なので、御注意を。
　

４(DS)：ストーリー重視。世界観は剣と魔法の王道ファンタジーもの。FF史上最高傑作ともいわれるストーリーを楽しみたいならばプレイすべし。反面システムはかなりシンプル。キャラクタはたくさん登場するが、ほぼ使い捨て状態。難易度が高いので、他のFFで慣れてからプレイすると吉。話がほぼ一本道なので、やりこみとか興味ない人向けかも。
　
５：システム重視。世界観は４と同じく剣と魔法の世界。キャラクタは4人で固定。ただし、ジョブシステムにより、自由にキャラクタを育てることができる。アビリティを覚えさせるおもしろさでいえば、５と７が随一。ストーリーは比較的シンプル。序盤はクリスタルを探して、中盤以降はラスボスを倒すことを目指す。ジョブシステムによりやりこみ要素がかなり高い。
　
６：ストーリー重視。これまでと変わって、機械と文明の世界。システムのシンプルさをキャラクタの多さでカバーした作品。前半はほぼ一本道だが、後半はシリーズでも随一の自由度となる。群像劇の要素を持っている作品なので、決まった主人公はいない。好きなキャラクタがいれば楽しめるかも。退廃した世界観が地味に好きな作品だったりします。
　
７：近未来を舞台にしたストーリー、システム両面で評価が高い作品。キャラクタも際立っていて、ポリゴンの映像に耐えることができれば、最も初心者向けの作品ではないかと。ただ、ストーリーについてはこれまでみたいにきっちり結論をつける感じではないのが、評価の分かれるところ。マテリアシステムでの育成が楽しい作品でもある。
　
８：好きになれるかはキャラクタ次第な作品。スコールとリノアをどう思うかで、評価が真っ二つに分かれる。個人的にはそこまで悪くないと思っている。近未来が舞台で学園生活があったり、恋愛が主軸だったり、FFのなかでもかなり独特の雰囲気を持つ作品。ジャンクションシステムなど、育成も独特。カードゲームがうざい。
　
９：FFの原点に戻り、剣と魔法の世界を舞台にした作品。新しい作品を目指したというより、これまでの集大成的作品。世界観はSFC時代のものだが、ストーリーはPS時代に近い。ストーリー重視だが、システム的にもかゆいところに手が届く仕様。ミニゲームがかなり豊富なので、すべてをやりつくそうとするといくら時間があっても足りない。カードゲームがうざい。
　
12：PSに移ってからでは珍しくシステム重視。ストーリーは途中から崩壊している部分もあり、主人公は空気。その分、システムの自由度はかなり高い。オンラインゲーム（FF11）をアレンジした戦闘システムははまるとやりこみ具合が半端ない。但し、必要性が疑われるものもちらほら。嫌いな作品ではないが、一長一短な作品だとは思う。
　
Ｔ：FFにおける裏の傑作。但し、正史でも、RPGではないのであくまで裏。ストーリー、システムどちらをとっても一級品。多彩キャラクタと、重厚なストーリー。剣と魔法の世界で、真正面から戦争を描く。内容的に大人向けの作品。システム的に、やりはじめると時間を食うので、プレイする際は慎重に。この作品については批判の声を聞いたことがないです。

　
　初心者に推薦するならば、とりあえず７かな。システムも、ストーリーも一級品だし。コミカルな部分も多いから親しみやすい。それやってから、SFCの作品をどれかする感じでいいんじゃないだろうか。
　私が好きなのは6とT。システム的には7かな。8も嫌いじゃない。