芥川賞を受賞したい

文学賞メッタ斬り!〈2008年版〉たいへんよくできました編

文学賞メッタ斬り!〈2008年版〉たいへんよくできました編

デイリーポータルZ:芥川賞の連絡を勝手に待つ
 企画としてはおもしろいわなぁ。実際のところ、芥川賞を受賞できるのは文學界、新潮、群像、すばる、文藝の5誌に掲載されている作品のみで、おそらく編集者もそれだけしかチェックしていない。同人も受賞できるとあるし、過去も受賞した実績があるはずだけど、いまは文學界で取り上げられれば受賞の可能性がわずかにあるくらいじゃないかなぁ。
 候補作を選ぶのは文藝春秋社の文芸担当以外の社員。ちなみに主催は財団法人 日本文学振興会ってことになっていますが、仕切っているのが文藝春秋なのは周知の事実です。候補作をみると、実際に半数近くが文藝春秋の作品のことが多いですし、受賞作も大半が文藝春秋の作品だったりします。
 選考委員は公式に載ってますので確認してください。そちらのかたがたが勘で…、読まずに…、フィーリング(笑)で選びます。
 いや、ちゃんと読んでいる選考委員もたくさんいますよ。しかし、お爺ちゃんが多いので、読んでも忘れちゃうの。だからフィーリングで選んでいるような印象を受けます。いや、たぶん錯覚です。選評で書かれていることがおかしいなんてことはないです。
 ちなみに下半身を通るネタを描くと、お爺ちゃんたちの下半身…脳内に深く刻み付けられるため、有利という俗説があります。
 
追記:
>>官能小説が芥川賞を獲った前例は恐らくない。
 いや、確かいたと思う。どこまでが官能小説なのかは微妙だけれども。宇能鴻一郎とか。