この嫌悪感は何なんだろう?

 決してたまごまごさんやだんけさんを批判するつもりも、否定するつもりもないのだけれど、あれだけ出すといわれていた電脳コイル本がエロ本だといわれたとき、得もいわれぬ嫌悪感を抱いてしまった。
 何でなんだろうなぁ。電脳コイル本はラジオから考察本だと勘違いしていたけど、よくよく考えれば、エロマンガ好きなお二人なんだからエロ同人誌になることは予想がついたのに。だんけさんが紹介した電脳コイル本の表紙のヤサコをみたときにとてつもない嫌悪感を抱いてしまった。
 おそらく電脳コイルは私にとってはエロ本にしてほしくない、しても読みたくない作品なんだろうなぁ。まぁ、もってはいるんだけど、それも百合調の抑え目のやつだし(玄鉄絢さんの作品)。ヤサコとか、イサコがやられるのはどうもなぁ。
 たまごまごさんとだんけさんが出したというのもあるのだと思う。電脳コイルが好きっていっていたのに愛の形がエロ同人かよ。見損なったわ。みたいな。まぁ、一方的な勘違いなんで、責める気なんざ毛頭ないです。
 それにしてもあれだけ同人誌があって、存在がわかっているのに、まだこういう風な感情を抱くのは人の感情ってのはおもしろいなぁ。と思いますよ。こういう感覚が普通の人の感情なんでしょう。エロ同人をつくるのも作品に対する愛の形だし、それに嫌悪感を抱くのも同じく愛の形。それがわからないでもないんだけど、普通の人は嫌悪感を示すんだろうし、エロ同人をつくったり、買ったりするのはやっぱりひねくれている。
 あの電脳コイル本をみたときのあの感情は自省の為にもわすれちゃいけないなぁと思った。普通の人はエロ同人にああいう感情を抱くんだよね。